ガントチャートが作れるサービスを使ってみた【teamgantt編】

ガントチャートが作れるサービスを使ってみた【teamgantt編】

モバイルアプリ開発のプロジェクトマネージャー目線で、ガントチャート作成サービス「teamgantt」を使ってみた記事です。
Clock Icon2018.07.01

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はじめに

モバイルアプリサービス部のPMをやっとりますアンディです。7月から本格的に新たなプロジェクトが始まるということでガントチャートを作り始めたのですが、前職の時みたいにEXCELで作るのもなんだなと思い、ガントチャートサービスをいくつか試してみることにしました。まずは世間の評判と見た目でteamganttから使ってみます。

teamganttとは

ガントチャート作成に特化することでシンプルな見た目や操作性を実現しているサービスです。

teamgantt公式

こういった特化系サービスは急に消えて無くなることが多く不安を感じますが、teamganttはフォーチュン500の17%の企業が導入している点や、10年近く続いているという点で、安心感があります。

早速使ってみた

ざっと使ってみた感じ、ガントチャートとしての基本機能は一通り押さえられており、さすが10年近く続いているサービスだなといった印象です。 MS Projectのような高機能アプリではなく、ガントチャートの本質的な部分に特化した作りになっているため、使っていて迷うことがほとんどありませんでした。(本質的な部分に特化している例をあげると、タスクの計画は日の入力しか出来ず、時間の入力は出来ません)

その他、以下のような機能を搭載しています。

  • チームで共有して編集
  • リソース(メンバーや会社)毎のアサイン状況の管理
  • 計画時の線と、実行時の線を個別に管理可能
  • モバイルアプリが用意されている

欲しいと思う機能はだいたい揃っています。足りない機能をあえて挙げるなら他サービスとの連携くらいでしょうか。ググってみてもtrelloくらいしか出てきませんでした。

それぞれの機能について使ってみた雑観は以下の通りです。

初回起動直後

アカウントを作成すると最初に色々聞かれますが、フリーでOKなのか、有料サービスが必要なのかを判定しているようです。アジャイルでestimateを利用しようとすると有料プランをオススメされました。

ガントチャート管理

シンプルな操作性でタスクの作成や、グルーピングが出来ました。また、タスク同士の依存性(関連性)の定義も普通に出来ます。そして先行タスクを移動すれば後続タスクも一緒に移動します。ただ、タスクの間にバッファを設けてたりすると、先行タスクを動かしたときにバッファが無くなってしまいました。バッファは明示的にタスク化する等の対応が必要そうです。

チームで共有して編集

フリープランでも3人までは共有して編集が出来ます。アプリ開発であればバックエンドのチームと共有するくらいなのでPMが参照・編集するだけなら何とかなりそうな予感。2プロジェクト以上、4人以上はマネーをぶち込みましょう。

リソース(メンバーや会社)毎のアサイン状況の管理

リソースが空いているか、重複しているかといったアサイン状況を確認するビューもあります。あるというか一番下に常に表示されています。計画を立てながらアサイン状況も同時に確認ができます。アサインミスがグッと減りそうです。

計画時の線と、実行時の線を個別に管理可能

ガントチャートにおいて意外と重要な計画時やリスケした時の線を残す機能です。Menu - Create Baseline Set で簡単に作ることが可能です。また外す時もチェックボックスの操作だけというシンプルさ。

モバイルアプリが用意されている

これも最近のサービスでは重要な要素ですね。旅行先でプロジェクトの進捗が気になってもアプリでサクッと確認可能です。

まとめ

teamganttはガントチャート作成に特化しているので、細かいタスクの管理は他のサービス(trello, githubのprojects, etc...)を併用することが必要です。「とりあえずこれを使えば困らん」というALL INサービスではないですが、普段はtrelloとかで済んでるけど、今回は複数チームをまたがるからガントチャートが欲しいなぁという場合にはうってつけのサービスだと思いました。

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